武家屋敷の門と塀

大正７年に建築されたトヨタ自動車の初代社長豊田利三郎氏の屋敷跡で、武家屋敷門（薬医門）と武者窓を持った塀だけが残されて高級マンションになっています。門と塀は都市景観重要建築物に指定されています。先回の「文化のみち百花百草」の向かい側に残されています。町内の高校生の「わが町を知ろう」の授業に協力もうしあげ、ガイドをしています。

百花百草（町並み保存地区に施設がオープンしました）

国道４１号線から白壁町筋を三軒ほど入った右側で工事が始まりました。保存地区が変えられてしまうのかと心配していました。4月11日に「百花百草」が仮オープンしています。1665年からの敷地にある主家屋が耐震きょうどなどの問題があって取り壊され、グランドピアノも置かれたゆったりとしたホールに変わり、奥ゆかしい書院と茶室と併せて公開される施設になりました。ホールからは、見通しのガラス越しに季節ごとに彩りを変えたガーデニングが楽しめ、時にはマネージャーのピアノ演奏も楽しめます。勿論外へ出てお庭を楽しむことも出来ます。ホール、茶室と貸し切りも考えられています。是非訪ねてみてください。ガイドさせて頂ける施設が増えたと喜んでいます。

名古屋市発行の文化のみちの概略図です。

ご覧になっていただいているのは、名古屋市の「文化のみち」です。私どもは、この地図では名古屋城を除いた東区の部分について帯状に表していますが、もっと幅をもたせ広域に亘ってガイドをしています。３月までガイドの養成講座を実施し、５０名のメンバーにすることが出来ました。４月に入って定時ガイドとして町並み保存地区では豊田佐吉の弟「佐助氏の旧邸」の火曜日、木曜日、福沢桃介と川上貞さんが事業パートナーとして暮らした「文化のみち二葉館」火曜日、木曜日、土曜日、尾張徳川家二代光友候のお下屋敷に元を発する「徳川園」金曜日と活躍の日にちも増加し、依頼を受けてガイドをする「町並み依頼ガイド」等皆さんのご要望によって忙しさを増しています。

個別には、これからお知らせしていきたいと思っています。